【カナル型イヤホンで耳が痛い人へ】形が変わるイヤーピースが耳に優しかった
- 2020.09.01
- ガジェット
「カナル型は耳にフィットしない」
「カナル型はずっとつけていると耳が痛くなる」
そう思ったあなたは僕です。そんな僕が先日購入したのが、”体温であたたまると柔らかくなる”特殊素材をつかた「AZLA AZL-XELATEC」シリーズの交換用イヤーピースです。
・AZLA AZL-XELATEC
後に買い替えたもう一つの耳に優しいイヤーピースもレビューしたよ
カナル型の唯一の弱点は形、硬さ
ノイズキャンセリング機能の付いたイヤホン、ヘッドホンは大きく分けて、フルワイヤレス、首掛け式、ヘッドホンの3タイプがあると思います。
ヘッドホンはonメガネで使うとこめかみがギューッと痛くなってくるため、僕は首掛け式のカナル型イヤホンを使っています。また最近はフルワイヤレスイヤホンを常時着けている方も多いのでは無いでしょうか。そんなカナル型の弱点になってくるのは、イヤーピースの形と硬さです。カナル型はある程度耳にしっかり押し込まないと、低音域やノイズキャンセリングが十分に活かされません。かといってあまりしっかり着けようと思うと、今度は密閉感というか閉塞感が強すぎて、三半規管が狂ったり自分がクッキーを食べる音が思いっきり耳の中で響いたりします。
また、長時間着けていると耳が圧迫されるような痛みが出てきます。これはゴム部分の弾力であったり、そもそも人の耳の形が完全な丸ではないので仕方ないですね。謀有名死神マンガを描かれた我らがオサレ師匠もカナル型を受け付けない耳の形なのだとか。大多数の人にとってはあまり気にならないのかもしれませんが、体の小さなダメージも大きな苦痛に感じてしまう僕のような人間にとっては切実な問題です。
そこで目をつけたのが、「柔らかいイヤーピースへの交換」でした。
出会った中で唯一フィットするイヤーピース
調べた中で唯一ハマりそうだったのが今回購入した「AZLA AZL-XELATEC」シリーズでした。
装着している間に体温であたたまると、柔らかくなって形を変えて耳にフィットします。体温で、といっても着けたあと割とすぐにフィットしてくれる印象です。早速一日使ってみると、普通のイヤーピースよりも断然耳の痛みが少ないことを実感できました。それだけではなく、密着したときの閉塞感も通常より少なく、まさに”ちょうどいい”という感じのつけ心地です。結構長時間着けていても苦にならないので、購入したばかりのノイズキャンセリングイヤホンもますます活躍してくれそうです。音質も、今までよりフィットするためかより空間がよくなったように感じます。
気になった点、気をつけるべき点は?
概ねカナル型の弱点を克服してくれた商品ですが、少し気になった点もありました。
それは素材が通常のゴムよりも滑りにくい点です。これは装着後はズレにくくて良い点だと思いますが、装着時に抵抗が強くて奥に入れづらいと感じました。慣れるまでは理想の位置に固定するまで少し時間がかかると思います。また通常より滑りにくい分、自分の耳より大きいサイズだとなかなか耳に入れることができないと思います。サイズを選ぶ時、普段より小さめのサイズを選ぶと良いかもしれません。
僕はMS、M、MLという3タイプのセットを購入したのですが、Sでもいいかなと思いました。特に耳の小さい方は小さめを選んだほうがいいかもしれません。性能はいいですが、安い商品でも無いので一発で理想のサイズに出会いたいものですね(笑)。
あと気をつけたいのが、デフォルトのイヤーピースより快適な分、つい長時間つけてしまいます。ノイズキャンセリングイヤホンの記事でも書いたのですが、夏季は特にイヤホンの着けすぎによる外耳炎にも注意が必要です。1時間に1回は外して耳を休ませると良いそうです。
※一応あくまでも個人が使った感想ですのでご了承ください
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