IOTリモコン Switch Bot Hub Miniが僕の部屋にジャストミートした!
- 2022.02.18
- ガジェット
僕の部屋ってセルフリフォームで古風な洋風な感じにしていってるんですけど、古風な見た目とは裏腹にIOT化には結構こだわってるんですよ。
例えば自分で明かりを点けたり、暖房を点けたりって、別に大変ではないんですけど、毎回やることってやってるうちに何故かバカバカしくなってくるんですよね。なのでルーティンはなるべく自動化したい。そこで今回、怠惰界隈では有名なあの「Switch Bot」のスマートリモコンを買ってみました。
理由は「安いから!」
安いから!
僕がSwitch Bot Hub Miniを買った理由
Switch Bot Hub Miniを知らないという勤勉な方のために説明すると、これはリモコンを使って操作する機器を、リモコンと同じ信号をHub Miniが発信して操作するよ!というアイテムです。それができると何がいいかというと、
- 家電のリモコンがデスクに並ばない
- スマホから操作できる
- Wi-Fiにつないで、スケジュールやスマートスピーカーで操作できる
例えば、僕がGoogle Homeに「ヒーターを点けて」というとヒーターが点く。例えば、僕がでかけたらライトが消えて、僕が帰ってきたらライトが点く。という具合になるわけです。
IOT家電じゃないものを自動化できる
IOT(ネットに繋いでいろんな事ができるやつ)対応という前提で家電やアイテムを考えてしまうと、どうしても選択肢が限られてきます。
IOT対応のものはえてしてフラグシップモデルであることも多いですからね。めっちゃ機能がついてて、しかもIOT対応!10万円ですb みたいな。それがSwitch Botの場合、リモコンを使う機器であればカンタンにならIOT化することができます。「カンタンにならIOT化できる」といったのは、大抵の場合、完全にコントロールすることができないからです。
例えば、ヒーターには温度設定がありますよね?温度設定の「下げる」「上げる」ボタンをスマートリモコンに学習させることはできるので、下げる上げるはコントロールできます。しかし、「何℃に設定する」はできません。今の温度がわからないとダメですから。
また、オンとオフが一緒の信号になっている機器の場合、点ける消すを正確にコントロールするのが難しくなります。消えていたと思ってオンの信号を出したつもりでも、点いていたら逆にオフになっちゃいますからね。実際僕の持っているデロンギヒーターもそうです。なのでヒーターのオンオフが行えるのは家にいるときだけ。
TPリンクのスマート電球が使い物にならなかった
TPリンクのスマート電球は、アプリで調色、調光ができてなおかつIOT化ができる優れものです。
しかしこれ、ウチのようにライトレールに複数並べて使うということはできません。TPリンクの電球は、電球それ自体にWi-Fiとつなぐ機能があって、1つ1つがネットに繋がるんです。それ自体はいいんですが、コレを並べてしまうと互いの電波が干渉するのか接続がニブくなります。夜寝るときに電球が1個だけ消えなかったり、なんか日中1個だけ色がバグってチカチカしたり。おかげで、IOT家電を使っているのにストレスがマッハという、超不思議現象が起こっていました。
ちなみにコレ、レビューを見ている感じTPリンクだけじゃなく、プラススタイルやSwitchBotでも同じ現象が起こり得るようです。おそらくそうならないのは、フィリップスのHueだけなのでしょう。フィリップスのHueシリーズは、電球だけじゃ制御できず、ブリッジというリモコンのようなハードが別途で必要になるそうです。そのぶん単価は上がるのですが、ブリッジで電球やテープライトをまとめて制御できるので動作が安定するのでしょう。
まあそんなわけで、TPリンク電球の色温度は普段は電球色しか使わないので、この際オンオフを制御できればいいやってんでスマートリモコンに変えることにしました。
Switch Botを導入して起こったこと
デロンギヒーターを声で点けられるようになった
ヒーターとオーブンを両方同時に使えない家庭事情
最初はライトだけでも自動化できればいいやと思っていましたが、思わぬところで応用できることがわかりました。
デロンギヒーターを声でオンオフできるようになったことです。僕はコーヒーの焙煎やハンドドリップを自分の部屋でやったりするので、デロンギヒーターとオーブンを同時に使うとブレーカーが落ちてしまいます。また、コンセントも一口あたり1500Wまでなので、電熱機器を2つも動かしたらコンセントが焼けてしまいますしね。なのでオーブンやケトルを使うときはヒーターのスイッチを切ってから動かします。
で、消すときは本体のボタンやリモコンでカンタンに切ることはできるんです。でも、いざ作業が終わったときによくヒーターの電源を点け忘れます。一段落して座ったときにまた立ってスイッチを点けに行くのってなんかつらいんですよね…。そこで、「Google Nest Mini」と「Switch Bot Hub Mini」を組み合わせて、「OK Google、ヒーターを点けて」と詠唱するとヒーターがオンになるように設定しました。たったこれだけで、日々の暮らしのストレスが随分と減ったような感じです。
デロンギのリモコンの電波は世界一弱い
デロンギヒーターには弱点がありまして。
それが「リモコンの電波が弱すぎる」問題です。デロンギヒーターや扇風機には専用リモコンが付属してくるんですが、これの使い心地がおもちゃ以下です。普通にリモコンのスイッチを押すだけじゃ、まず反応しません。リモコンの頭を、本体の赤外線受信部分にピッタリと照準を合わせてスイッチを押さなければ感知しないのです。これがマジで使いづらいしストレスマッハ。こんなん瞬時に正確に本体に向けて一発で操作できるのはジョン・ウィックくらいでしょ。
てなわけでリモコン性能が純正より1000倍高性能なSwitchBotに任せることにしました。ただし、これにも弱点があって、オンオフがリモコン上で同じ信号であるため、本体がオンの状態で「ヒーターを点けて」といったら、本体はオフになってしまいます(笑)。なのでこの機能を使うのは家にいるときだけ。
もともと本体にスケジューリング機能があるので自動化はそれだけで済んでいます。ちなみに今はデロンギのマルチダイナミックヒーターという商品はIOT対応モデルがあるのでそっちを買ったほうがいいですよ。ちょっと値段は高いけど。
レールライトが安定して稼働するようになった
んでやはりいちばん嬉しかったのが、ライトの自動オンオフがまともに動作するようになったことです。
TPリンクのIOTを使っていたときは、「今日は寝るときにオフになってくれるかな」とか「帰ったらちゃんと明かりが点いてるかな」なんて心配をして、戦々恐々とした日々を送っていました。また、日中に色温度がチカチカと変化する現象も、電球色で固定にしたら今のところ発生していません。昼白色とか白色の光に近づけた設定をするとよくなっていたんですよね。
サポートに問い合わせて修理に出そうかとも思ったんですが、買って3ヶ月をすぎると送料がこちら負担になるようで諦めました。常に家にいるわけじゃないので、時々発生するバグを見つけるのが遅れてしまいましたね。しかもチカチカするのがもし不具合なら、僕の買った電球の3つのうち2つは不良品、ということになりますが。さいみんじゅつが当たるのと同じような確率で不良品に当たるってすごくね?
でもまあ今回SwitchBotのおかげでオンオフだけなら安定して稼働するようになって一安心です。
今回は2つの家電を準IOT化することに成功しましたが、夏になったらデロンギ扇風機も声で稼働することを期待できますね。ボロいリモコンなんか捨てて快適に動かせるようになるでしょう。SwitchBotはスマートリモコンの他に色々なデバイスを発売しているので、今後もIOT化に役立ってくれるかもしれません。
スマート電球は買わないと思うけど(笑)
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