和室の壁に腰板をつけて洋風に~築30年超えの和室をセルフリフォーム~
- 2020.10.11
- DIY
「自分の好きな空間に住みたい」
「近世ヨーロッパのような、古いカフェのような建物が好き」
てなわけで現在、築30年は軽く超えている我が家の和室を洋風にセルフリフォームしようというわけです。現在は、床を畳からダークウッドなクッションフロアにしていますが、ここから壁を改造していきます。予算考えながらゆっくりね☆
今回は一大決心で、古いカフェ風の腰板を壁に取り付けることに。本当は「もっと安くリメイクシートでも貼れねえかなぁ…」と思ってたわけですが、やはり居心地のいい空間を目指すには木の質感が欲しい…。基本ものぐさだし物事に予算をかけない性格ですが、今回は思い切って施工することに。
もとはどんな部屋だったのか
僕が住んでいる部屋は実家の1階、客間というのか、ふすまを開けるとすぐにキッチンです。本州からこっちに戻ってくる際、なぜか家族にこの部屋を空けといてとリクエスト。大学まで住んでいた部屋は2階で今は物置です(笑)。リフォームすると決めてもう1年以上ダラダラとやっていますが、ボローい和室だった部屋は徐々に洋風に仕上がってきています。
資料映像
石膏ボード+砂壁で柱の位置がわからない
この部屋は一度リフォームしています。もとは砂壁だったところに石膏ボードを取り付けて、新しく壁紙を貼ったような感じ。故に下地センサーを当ててみても、柱がどこにあるのかよくわかりません…
なのでなるべくネジや釘を使わない方針を考えていました。
どんな風に施工したか
縦板は両面テープ&ボンドのみで接着
石膏ボードにはなるべくネジを入れないようにするために、縦板(と呼ぶのか不明)は両面テープと木工用ボンドだけで取り付けていきました。横一列に上と下に両面テープを貼って残りにボンド塗布して貼り付け。万一壁との間にカビが生えるとやばいので、接着面は丁寧に満遍なくボンドを塗っています。
横板を取り付けてネジ止め
次にキレイに(?)並んだ縦板の上に横板(と呼ぶのか不明)をボンドで取り付け。ただ木の板なので反りもありますし、体重をかける場所なので(僕のことだから腰掛けるに決まってる)、試しにネジを入れてみることに。意外と、石膏ボード+砂壁にしっかり止まって頑丈にできました。
ついでに柱を出っ張らせて雰囲気を出す
部屋の真ん中は柱が見えていましたが、追加の石膏ボードのせいでレベルが一緒になって平坦になっていました。そこに105×18mmの板を貼り付け、立体感を出すことに。柱on柱って何だ…って思いましたがこれが意外と様になる(笑)。てことは僕の部屋リフォームするたびに狭くなってるってことですね…。
ウォルナット塗料で古い木材に変身
最後にウォルナット系保護液で塗装すれば、家のボロい柱と見分けがつかないほどオールドな雰囲気に(笑)。今はモダンなダークウッドやホワイトな木目が流行っていると思いますが、僕はこういう古い洋風が好きです。何よりこういう雰囲気の方が雑に作っても目立ちくい。
作ってみて気になったところ
板が反って浮いているところがある
ある程度予想はしていたことですが、板のそりによって少し浮いている縦板があります。これもネジ止めしたいところですが、あまりネジの見える箇所を増やすと古さが出ずにメカニックな感じになりそうで…。何よりめんどい。両面テープも弱かったと思うので、今後剥がれるようなことがあれば、もっと強いテープか隠し釘などで対処してみようと思います。
隙間に塗料が入らなくて塗り残しあり
これも予想はしていたことですが、取り付けてから塗装した事により、隙間まで塗料が入らず塗り残しが。そんなに気になるほどではありませんが、真面目な人はちゃんと取り付ける前に色を塗りましょう。また、横板と縦板の隙間から白い石膏ボードの色が見えるのも気になりました。やっぱりピッタリとは貼り付けられないものですね…。これはなんか間に墨入れするとか、何かしら対処法はあるかもしれません。
今後は漆喰を上の壁に入れる予定
当初は上の壁紙も剥がして漆喰にする、という計画でした。しかし店頭で見てみると範囲あたりの値段が結構…ってことでなんとなく買うのをためらってしまいました。けどやはり漆喰の方がかっこよさそう。やはり目先のことだけではなく大局を見なければって感じですね。
のちに漆喰塗ったわ(´・ω・`)
-
前の記事
最高に美しい! KEYコーヒー 「クリスタルドリッパー」の特徴と使い方 2020.10.10
-
次の記事
【ハンドドリップコーヒー】自分の理想の味を実現するドリップの仕方 2020.11.08